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2008-Mar-01

旅々台北.com【台北遊透隊】初めてなのに懐かしい 今と昔が重なる街 鹿港:伝統工芸:施金玉三房

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神様にいちばん近い伝統工芸
数多くの廟やお寺が点在する鹿港では、お参りで使用するお線香が必需品。廟の香炉には日本のお線香の3倍ぐらいはありそうな長いお香が常に見られます。
1756年にお線香専門店としてスタートした施金玉三房は、現在7代目と8代目が切り盛りする老舗です。かつて中国の泉州から渡ってきた人々から学んだ技術を今に伝承しています。
安価なメイド・イン・チャイナのお線香に押されながらも、代々伝わる手法を守り天然素材にこだわり、高品質の商品を提供してくれる貴重なお店です。

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使用目的により異なる長さ
最近では39cmの長さのお線香が一般的なのですが、厳密には40cmは先祖へのお参り用で、一番上にいる神様にはもっと長い48cmのものでお参り、と細かく分けられています。お香として香りを楽しみたい場合は、赤い部分を折るといいそう。
半斤から量り売りしているお線香の価格は160元~1200元の間です。

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天然素材ならではの柔らかい香り
香料には大部分に沈香と檀香を使用しています。沈香木とは東南アジアに生息する香木で、こちらではベトナム産のものを使用。檀香はインド産で、これらの粉末を20以上ある調合方法でブレンドしています。天然香料のみを使用しているので体に優しく、複雑ながらも温かみのある香りに心を落ち着けることができます。

お線香ができるまで
お線香作りの職人は全て男性。かなりの力仕事であるため、施金玉三房には女性の職人がいたことはないのだそう。店舗から車で数分のところにある工場では、香料を飛ばさないよう、冷暖房は全くない環境の中作業を進めます。夏は作業室がサウナのように暑くなり、汗だくになりながらお線香を作ります。
竹製の軸(香脚)を、2/3ほど水に浸します。
楠の皮の粉末(粘粉)をつけます。
香料をつけるため、再度水に浸します。
香料をつけ振るい(3回繰り返す)、乾かします。夏は半日~1日、冬は1日半ほど外に並べるます。
手に持つ部分を縁起がいいとされる赤に染めてから乾燥させて完成。袋詰めして出荷します。

資料來源:旅々台北.com【台北遊透隊】